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VOL.7 『自分なりのLifesavingを 投稿者 Hiroiruka(女)


私は大学でライフセービングを始め、現在西オーストラリア州パースで仕事をしつつ、ローカルクラブでライフセービングを続けている。こちらに来た主な理由は「イルカ好き」だからであって、ライフをやるためではなかったが、ここパースにはインド洋の美しいビーチが沢山あり、たまたま家も近かったという理由で近所のサーフクラブのメンバーとなった。

私の所属するクラブはCityから約60キロ南にあり、数年前に出来たばかりで(以前は人も住んでいなかった?場所)メンバーの数も他の歴史あるクラブに比べたら少なく、非常にノンビリしたムードである。

メンバーの年齢層もNippers(子供)かOver30が多く、日本では学生主体だったことと比べると、かなり雰囲気が違う。というわけで、ほとんどのメンバーが仕事をしつつパトロールやコンペティションに参加する「社会人ライフセーバー」である。まあ、オーストラリアでは元々ライフセービングクラブは地域にあるもので、平日はライフガード、週末&祝日はボランティアライフセーバーというシステムが確立していることや、週休2日や余暇を大切にする風習が人々に浸透しているから、それは当たり前なのかも知れないが、それぞれのメンバーはパトロールにしても、コンペティションにしても、自分の出来る範囲で楽しくやっている。

私も学生時代は、夏の2ヶ月間は朝練から始まり、パトロール、夕方の練習とかなりガンガンやっていたが、就職し仕事を始めたら続けたい気持ちはあったが、それは不可能だった。

現在の仕事もツーリズム関係なので、夏場は忙しく、休みも週1日がやっとだが、自分のパトロールシフト(11月〜3月のシーズン中、2〜3週間に1回程度)には休めるようにし、夕方は波の良い日を選んではトレーニング(波乗り?)をしている。「昔は毎日良くやったもんだなぁ・・・」と自分でも感心するくらい練習していたが、今は出来る範囲で楽しみながら「自分なりのLifesaving」が出来ているのでとても満足している。

日本で私のような生活を送ることはまだまだ難しいかとは思うが、社会人には社会人なりの関わり方があると私は思う。実際に私の友人達は様々なタイプの社会人ライフセーバーがいる。プロとしてメディアに出て頑張っているものもいれば、教員や会社員など普通の仕事をしつつ、続けているものもいる。ガードや大会に出る事だけがライフセービング活動ではないし、自分の出来る事を出来る範囲で、細く長く続けていくことこそ大切ではないだろうか?

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