VOL.2 『みんなでするライフガード』
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投稿者 千葉県 聖(26歳) |
24歳の5月、平凡で変化のない毎日の生活に突然ライフガードという世界が入り込んできました。たまたま、人と待ち合わせしていて、時間潰しで入った本屋で読んでいた本にライフガードの講習会の告知が載っていました。
僕は子供の頃、ぜん息を治す為に水泳を始めました。小学生のときの僕はかなりの運動オンチでした。当然、水泳も5メートルしか泳げませんでした。でも水泳を続けていくうちにぜん息も治り、泳ぎもかなり上達しました。いままで運動ができなかっただけに、泳げるようになった水泳は楽しくてしかたのないものになっていました。
そのまま高校まで続けたのですが、そのときにはタイムばかり気にして泳ぎ、水泳を楽しく感じていない自分になっていました。それからの自分は、大会に出るたびに競技としての水泳に疑問を感じていました。個人競技なのでしかたのないことだと思いつつ、みんなでひとつの事をめざすことにあこがれました。
そんなこともあり大学では、趣味として水泳をし、もっと水泳を競技以外でできないかなぁと考え、5年が過ぎました。そうして出会ったのがライフガードでした。そういった経緯も手伝ってか、翌日には参加申し込み書を取り寄せてました。意外とこういう事には慎重で時間のかかる人間なのですが・・・・。いまでもあの時の行動力には驚いています。
しかし、講習会が近づくにつれて、どんな人たちがくるのだろうとか仕事休んで資格を取れなかったらどうしようとか不安になりましたが、いざ講習会に行ってみるとそんな不安は無駄でした。
社会人になるとなかなか友達ができなくなりますが、ライフガードを始めてからは、交友関係がかなり広がりました。いろんな人が、いろんな職業の人がいます。毎日、退屈で変化のない生活を送っていた自分にとっていい刺激になりなした。そして、みんなでライフガードをしていくことに八マッてしまいました。
最後に、あのとき待ち合わせをした知り合いに感謝してます。
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